Pain of Salvation / Scarsick
ヤバイ・・・深みにハマってしまった・・・
最初は「なんだこりゃ!」からはじまって、
時々聴くくらいで済んでたのに。
いまやダニエルのねちっこい絶望的な叫び声がずっと頭から離れない。
表現者として最高だよダニエル。
早口でまくしたて、叫びまくり、説教くさくもあり、聴き様によってはワザとらしくも大仰にも聴こえるが、時々郷愁を誘うようなオリエンタルなメロディを差し込んでくる。それが儚さを増して胸の奥深くをえぐっていく。
"America"や"Disco Queen"の奇妙に明るいところも不必要だとは思わない。他の曲より好きなくらいだ。
「らしい」大いなる皮肉だなとニヤリとしたもんだが、やはり「らしく」能天気から奈落の底へ落としてくれる。しかし、Discoなんて流行ったのは80年代なのに今なぜそれを取りあげたのか。考えてみると全編がひと昔前の雰囲気を漂わせてるような気がするのは私だけだろうか。そんなこともつらつら考えたりするとぬかるみにはまった足のようにズブズブとのめり込んでしまうのだ。
そして、ぬかるみにはまった足がなかなか抜けないように、私もこのアルバムからなかなか抜け出すことができない。
いいさ、このまましばらくはまっていよう・・・冷たくも熱くもなくちょうど心地よいぬかるみだから。
時々石に触って痛むけどね。
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Pain of Salvation / The Perfect Element I
つい先日新譜"Scarsick"が発表されたばかりのPain of Salvation
新譜も結構な頻度で聴いている状態だが、ここでふと以前のアルバムを聴きたくなった。
"The Perfect Element I"は私にとっては長らくドン底気分の時に聴くアルバムとして位置しており、何かあると聴いてはますます救われない気持ちになったり、反対に慰められたりした思い出も数多く染み付いて大変重いアルバムである。
Progressiveな展開からそういうBANDと比較されたりすることもあるがPain of SalvationはどのBANDとも異なる独自の世界を持っている。
例えるもののないそのサウンドは、時には暴力的で攻撃的で破壊的であったり、かと思えば優しく語りかけ慰めてくれる、それでいてまた突き放したりもする。
聴いているといろいろな感情が抑えきれなくなり噴き出してしまうので、あまりしょっちゅうは聴かないが、時折思いだしたように引っぱり出してくるアルバムである。
日本盤にはボーナストラックとして弦楽によるエピローグが収められている。
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